Tree of Chully アンズの木

インド北部ラダック地域の学校支援から2018年夏に活動スタートしました。教育、伝統文化、持続可能な発展、幸せ、生き方について考え草の根レベルで取り組んでいきます。

3/9ヒマラヤ山脈麓ラダック映画《氷河の羊飼い》上映会 富士宮初!

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(映画のワンシーン/スタンジン監督撮影)

富士宮で初上映!

2017年に日本で初めて上映されて以来沢山の方々から反響を呼んでいる、ラダック地方の映画《氷河の羊飼い》
映画の舞台はインド最北部、ヒマラヤ山脈の西端にあたる高山地帯ラダック地方。
ラダックのギャ村出身の羊飼いツェリンは、ほぼ一人で何百頭もの羊ヤギ達を標高4000メートル級の切り立つ山々に導きます。彼女は一年のほとんどを山で過ごす中で、大自然の過酷さに、羊たちを襲う野生動物の残酷さに、自分の心の恐れなどに日々対峙して生きています。
物や金、情報に溢れて人生が右往左往されやすい昨今、自分の中に芯を持つこと、本当の内面的強さを持つことの大切さを感じ取れるドキュメンタリー映画です。
映画監督のスタンジンさんは、主人公のツェリンさんの実の弟でもあり、彼女の内面の微妙な表情や細やかな心遣いにも近距離でカメラが当てられている点も注目です。

 

<ラダック 「氷河の羊飼い」自主上映会@富士宮


■日時:2019/03/09(土)19:00〜21:30ころ(お店はその後も利用可能です)

 

■スケジュール:18:30(開場)、19:00~19:20(ラダックについて)、19:20~20:40(映画上映75分)、その後(質疑応答、意見交換、もし時間があれば後述の「マンジュシュリ学校」についての15分ムービー上映など)*全体は21:30頃には一度閉めせていただく予定です。

■場所:「TEN CAFE 」さん。奥の部屋。
古民家風な落ち着いた雰囲気を感じる静かな空間に挽きたてのコーヒーの香り漂うステキなカフェです。
(〒418-0077静岡県富士宮市東町21-9)

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■参加費: 1500円+ワンドリンクオーダーお願いします。
*富士、富士宮の方は500円割引です。
*金銭的にピンチな方、全然対応できますのでとにかく参加したい方はどんどんお越しください^_^)

■お申し込み: FacebookSerina Mochidukiに或いは、watashino.pc@gmail.comに「参加の意」「人数」「駐車場の利用の有無」をご連絡ください。
*駐車場は15台までとなっております。万が一、駐車できない場合、お手数ですが他の駐車場におとめください。


■主催:望月せりな「Tree of chuli アンズの木」(ラダック関連の任意団体です)

 

<映画について>

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世界最高峰のアウトドアドキュメンタリー映画BANFFマウンテンフィルムでグランプリを受賞するなど、インド国内に留まらず海外でも数々の映画賞を獲得し、高い評価を得ています。

予告編:

m.youtube.com予告編です。おススメ!見てみてください)

 

<収益について>

 

なお、こちらの上映会の収益(赤字の可能性が高いのですが笑)は、全額、以前から支援している、ラダックの村の中で英知を教える「マンジュシュリ学校」に寄付させていただきます(^_^)

■学校について

tree-of-chully.hateblo.jp

 ■学校についてのショートムービー

www.youtube.com

 

 

<上映会富士宮での開催に際しての思い>

 私は現在、インドでNGOインターンとして有機農プロジェクトに関わらせてもらってます。それまではラダック関係のNGOで4年近くボランティアとスタッフをさせていただいていて、ラダックのことが大好きで毎年インドやラダックを訪れて現地フォーラムに関わったり、社会活動に意欲を出したりしていました。
でも、一方で、ずっと地元の富士宮(芝川出身)の事をしっかり考えること、なにかしら貢献するという事から逃げてました。
今回、ほぼ一人でしかも急に、この上映会を企画したのは、インドにすぐ(3/15)帰らなければいけないという事もあるのですが、改めてこの映画を見て、まず生まれ育った故郷への想いが強くなったからです。
また、少し話が飛ぶのですが、マザーテレサが、「世界平和のために何をしたらいいの?」と聞かれた際に答えた、「まずは家に帰ってあなたの家族を愛しなさい」(かな?)という言葉を、今年の初めコルカタマザーテレサハウスに行った際思い出しました。
自分の本当に大切にすべきものを大切にすることって簡単なようで難しい、でも心をひらけば以外と近いものですね。そして、今やらずにいつやるの?!という勢いで、テンカフェさんにご無理を言って急遽企画させていただきました!
破天荒な私の企画、至らない点もたくさんあるかと思いますが、このイベントが来てくださった方が、これからも更に良い人生を歩まれるのに何かしらの貢献になればと願ってる次第です。
良ければ皆さん、シェアや、色んなご提案、ご質問など、大大大歓迎です!
よろしくお願い致します(_ _)

 

自主上映会を希望される方>

ご自身でこちらの映画を上映したいという希望の方は長年の日本とラダックの交流実績のあるNPO法人ジュレー・ラダックさんに連絡していただければ、すぐに対応してくれると思います。

 

 

マンジュシュリ学校について

<ラダック&サクティ村について>

(ワリ峠からサクティ村方面を望む 2018/08/佐藤良一)


(サクティ村にあるドゥクパ・カギュ派のお寺「チェムレ ゴンパ」)
ラダックはインドの最北部、南のヒマラヤ山脈と北のカラコルム山脈に挟まれた標高3000mから7000mの山岳・高原地帯です。人々はチベット仏教を信仰し、伝統的なチベット文化、宗教、生活習慣などを色濃く残した地域で「リトル・チベット」とも称されます。しばしばチベット本土と比較されますが、19世紀まで独立した王国もありラダック特有の伝統文化も残しています。
学校のあるサクティ村は主都レーから約70km南下し、途中のマナリロードへの分岐点にあるカルー村を東側に進み、映画のロケ地として有名なパンゴン湖方面に行く途中、崖下に広がる濃淡混じる大麦畑がパッチワークのように見える美しい村です。サクティ村の家庭数は450家庭とラダックで2番目に大きい村で、村には宗派の異なる3つのお寺があります。

 

<マンジュシュリ(文殊菩薩)学校について>

(ドイツ人のユタさんという方のご支援で建てられたマンジュシュリ学校。マンジュシュリは文殊菩薩の意味で、知恵の菩薩様。)
「マンジュシリ(文殊菩薩)学校」は1996年にドイツ人の支援の元、地元の僧侶・知識人によって設立されました。学校では独自のカリキュラムやルールのもと、通常教科の授業に加えて、チベット語、仏教についての授業なども積極的に行っています。
ここの卒業生はダライ・ラマ法王のチベット語のスピーチを通訳なしで理解でき、僧侶修行を受けたわけではありませんが、仏画、仏像、仏教についての生きる知恵を身につけています。子供達は良い心を作る「チョス」を日々胸に刻みながら学び、生活しています。また、学校内はゴミがほとんど落ちていませんが、ラダックの学校では珍しく、子供達自身が掃除をするそうですが、これは日本の学校に倣ったそうです。また非営利団体として運営するマンジュシリ学校では、良い教育を沢山の人に受けてもらいたいというドゥンドゥプ校長先生の考えのもと、都市の私立学校と比べても学費はとても安く、更に経済的に苦しい家庭は半額や無料制度も適用しています。
しかし一方で、非営利団体であり、国や企業から財政的支援を受けられないため、学校運営は金銭的に非常に厳しい状態にあります。優秀な教師を手放したり、学費の工面が出来ず泣く泣く学校を辞めてしまう子供もいます。現在この学校をサポートしてくれる人や場所がなかなか見つからず、日々、学校創設者の僧侶であるウルギャン代表がカタックスを持ってお願いに回っているらしいです。

 

若者の心を蝕む孤独な都市の寮生活>

ラダックでは近年、評判の良い主都レーにある私立学校で学ぶために、地元の住みなれた村を離れ小さいうちから全寮生活を送る子供達が急激に増えています。伝統的に、子供達は、成績に関係なく存在を認めてくれる家族や地域コミュニティという精神的安心網の中で人を大切にし大切にされて育って来ました。
それが今では経済主義の中心で近代化が極度に進むレーで、学業競争の波に飲み込まれ、多くの若者が孤立し自分の価値を見失っています。タバコ、酒、ドラッグに手を出して心の穴を埋めようとしていますが、非常に悲しいことにラダックではここ数年若者の自殺が増えているそうです。一方で各村々にある政府の公立学校は、設備や教員のトレーニング不足で十分な教育を受けられないと人々からの信用を失ってしまっています。

 

 

<マンジュシュリ学校から>

◆ウルギャン・ツェリン僧侶

(学校の創設者であり、1993年の開校以来、朝から晩まで学校のためにあらゆる仕事をして働いているというウルギャン僧侶)
近年ラダックで外的な発展はすごく進んでいますが、内的な発展はとてもスローです。この学校の目的は、現代の社会をよく観察した上で、社会にとってよい働きができる人間を育てるということです。そのためには毎日「チョス(心をよくする行い)」をすることが大切です。偉大な哲学者のツォンカパの言葉で「心がよいなら大地も空もよくなる、心が悪いと大地も空も悪くなってしまう」とあります。心がよくなれば私たちの人生はとても幸せになります。

 ◆ドゥンドゥプ・タシ校長先生

(ラダック生まれのチベット人のドゥンドゥプ校長先生。以前は他の私立学校からのオファーもあったそうですがこの学校のために働くことを決め断ったそうです。
現代の学校教育のほとんどが「仕事を得る」という目的になっています。教育の本来の目的は「良い人間になる」ということだと思います。良い人間は、自分のことでなく相手や周りのことを考えられます。そして世の中をホリスティック(全体的)に捉えることができます。ラダックの伝統文化を担う若い世代は日々の生活や会話の中で、上の世代からそれを継承します。この村というコミュニティの中で教育を行うことに大切な意味があるのです。

◆ウルギャン・プンツォックさん(卒業生/発起人/現地窓口)

(サクティ村出身でこの学校の卒業生のウルギャンさんの呼びかけによって始まった今回のプロジェクトです。
日本のみなさんこんにちは、ジュレー。私はこの学校の卒業生で、この学校で本当に多くのことを学びました。冬は学校のために自分のできる範囲で先生のボランティアなどをしています。私は2年間バラナシで日本語や文化を学び日本が大好きになりました。まだ日本語はうまく話せませんが、いつか日本に行くことが私の夢です。今回私の友人のせりなさんを通じて、日本の皆さんが協力してくださることに心から感謝しています。本当にありがとうございます。廃校の危機にある「マンジュシュリ学校」を、子供達を、ラダックの未来の応援をどうかよろしくお願いします。

◆ソナム・ワンギャルさん(卒業生/学校ボランティア)

ワンギャルさんはウルギャンさんの同級生であり彼の思いに賛同してボランティアや様々な取り組みをサポートしています。)
こんにちは日本の皆様。せりなさんと皆様に温かいジュレーとコンニチワ。私たちの学校である「マンジュシュリ学校」に代わって、皆さんの多大な取り組みとご支援に、私から心からの感謝の気持ちを伝えたいです。ありがとうございます。同時に、日本と「マンジュシュリ学校」との間に新しい良好な関係が築いていかれることを心から願っています。

 

2018年秋から日本で初支援スタート

『地域コミュニティの人との繋がりの中で、広く質の良い教育機会を提供する「マンジュシリ学校」を、そこで学ぶ子供達を、ラダックの未来を応援しませんか?』

◆望月せりな(ラダックの学校支援団体「Tree of Churry」責任者/日本での支援窓口)

(2014年の初ラダック訪問以来ラダックの土地特に人柄や生き様に魅了され毎年訪問しています。)
私はラダックの親しい友人であり、ここの学校の卒業生のウルギャン君(代表と同じ名前ですが違う人です。)に相談されて、初めてこの学校のことを知り訪問しました。
素晴らしい景観の中にある学校では先生たちは熱心で親切、子供達はみんな素直でとても楽しそうに学校生活を送っていました。また、別の視点において、この学校の素晴らしい所は、地元の住み慣れた村の中で教育を受けられているということです。村人はみんな、赤ちゃんの頃から存在を知っているので、成績や見た目など外的な要素に関係なく、当たり前のように子供達一人一人の存在をまるごと受け入れ認めてくれる人々なのです。そのような精神的安心の中で子供達は、学校で勉強を学びつつ、同時に日々の生活の世代を超えた交流によって、ラダックの伝統文化・精神性をも継承していけるのです。ただ、とても悲しいことに現在学校の経済状況は非常に厳しく、このままではマンジュシュリ学校は廃校にせざるを得ないかもしれないそうです。

ぜひ、興味を持ったかた、少しでもラダックの未来に関わりたいと思ってるかた、気軽にご連絡ください!現在は、チラシづくり、学校交流の手紙交換、クラウドファウンデイングのサイト作りなどスタートさせようと思ってます。
ただ、私一人では、全然力不足ですので、少しでも手伝ってくださる方いたら、ご連絡ください。Facebookのメッセンジャーでも、watashino.pc@gmail.comへメールくださっても大丈夫です。電話したいならお教えします。
※この取り組みはNPO法人ジュレー・ラダックとは直接は関わりなく、私個人の想いや取り組みからスタートさせています。

#ladakh #Manjushrischool #Sakti #ラダック #学校支援

 

3/9ヒマラヤ山脈麓ラダック映画《氷河の羊飼い》上映会 富士宮初!

 

2017年に日本で初めて上映されて以来沢山の方々から反響を呼んでいる、ラダック地方の映画《氷河の羊飼い》。

映画の舞台はインド最北部、ヒマラヤ山脈の西端にあたる高山地帯ラダック地方。

ラダックのギャ村出身の羊飼いツェリンは、ほぼ一人で何百頭もの羊ヤギ達を標高4000メートル級の切り立つ山々に導きます。彼女は一年のほとんどを山で過ごす中で、大自然の過酷さに、羊たちを襲う野生動物の残酷さに、自分の心の恐れなどに日々対峙して生きています。

物や金、情報に溢れて人生が右往左往されやすい昨今、自分の中に芯を持つこと、本当の内面的強さを持つことの大切さを感じ取れるドキュメンタリー映画です。

自分の生き方に疑問を持つ方、社会の変化に飲み込まれそうな方、荒涼とした大自然が大好きな方、羊にキュンキュンする方。ぜひ、そんな皆さんに見ていただきたいです。


《ラダック「 氷河の羊飼い 」映画上映会 @富士宮初 》
■2019/03/09(土)19:00〜21:30ころ

■場所:「TEN CAFE 」の奥の部屋。
古民家風な落ち着いた雰囲気を感じる静かな空間に挽きたてのコーヒーの香り漂うステキなカフェです。(〒418-0077静岡県富士宮市東町21-9)

■参加費: 1500円+ワンドリンクオーダーお願いします。
(富士、富士宮の方は割引あります/金銭的に厳しかったら全然対応しますので言ってください(^_^))


■主催:望月せりな「Tree of chuli アンズの木」(ラダック関連の任意団体です)


■連絡先: FacebookSerina Mochidukiに連絡くださっても大丈夫ですし、watashino.pc@gmail.comにメールくださっても大丈夫です。人数をお知らせください。

<映画「ラダック 氷河の羊飼い」について>
■内容:
2017年に日本で初めて上映されて以来沢山の方々から反響を呼んでいる、ラダック地方の映画《氷河の羊飼い》。
映画の舞台はインド最北部、ヒマラヤ山脈の西端にあたる高山地帯ラダック地方。
ラダックのギャ村出身の羊飼いツェリンは、ほぼ一人で何百頭もの羊ヤギ達を標高4000メートル級の切り立つ山々に導きます。彼女は一年のほとんどを山で過ごす中で、大自然の過酷さに、羊たちを襲う野生動物の残酷さに、自分の心の恐れなどに日々対峙して生きています。
物や金、情報に溢れて人生が右往左往されやすい昨今、自分の中に芯を持つこと、本当の内面的強さを持つことの大切さを感じ取れるドキュメンタリー映画です。
映画監督のスタンジンさんは、主人公のツェリンさんの実の弟でもあり、彼女の内面の微妙な表情や細やかな心遣いにも近距離でカメラが当てられている点も注目です。

■予告編:

m.youtube.com(おススメ!見てみてください)

<収益について>
*なお、こちらの上映会の収益(赤字の可能性が高いのですが笑)は、全額、以前から支援している、ラダックの村の中で英知を教える「マンジュシュリ学校」に寄付させていただきます(^_^)

■学校について(⬇︎のイベントは終了したものですが、学校について詳しく書いていますので、ご参照ください。)

www.kokuchpro.com

 ■学校についてのショートムービー

www.youtube.com

 

★最後に(開催に際しての思い)★
私は現在、インドでNGOインターンとして有機農プロジェクトに関わらせてもらってます。それまではラダック関係のNGOで4年近くボランティアとスタッフをさせていただいていて、ラダックのことが大好きで毎年インドやラダックを訪れて現地フォーラムに関わったり、社会活動に意欲を出したりしていました。
でも、一方で、ずっと地元の富士宮(芝川出身)の事をしっかり考えること、なにかしら貢献するという事から逃げてました。
今回、ほぼ一人でしかも急に、この上映会を企画したのは、インドにすぐ(3/15)帰らなければいけないという事もあるのですが、改めてこの映画を見て、生まれ育った故郷への想いが強くなったからです。
また、いましたが、彼女の言葉に「世界平和のために何をしたらいいの?」と聞かれマザーは「まずは家に帰ってあなたの家族を愛しなさい」(かな?)と言われたことも今年の初めコルカタマザーテレサハウスに行った際思い出しました。
今やらずにいつやるの?!ってな感じで、テンカフェさんにご無理を言って急遽企画させていただきました!
至らない点もたくさんあるかと思いますが、このイベントが来てくださった方が、これからも更に良い人生を歩まれるのに何かしらの貢献になればと願ってる次第です。
良ければ皆さん、シェアや、色んなご提案、ご質問など、大大大歓迎です!
よろしくお願い致します(_ _)

 

自主上映会を希望される方>
ご自身でこちらの映画を上映したいという希望の方は長年の日本とラダックの交流実績のあるNPO法人ジュレー・ラダックさんに連絡していただければ、すぐに対応してくれると思います。

 

マンジュシュリ学校のドゥンドゥプ校長からのメッサージ

今年もあとひと月で終わります。

さだまさしの「ゆく年くる年」が年々しみじみと感じるようになったこの年頃。

ことの葉も わが身しぐれの 袖の上に たれを偲ぶの 森の木枯し
                                                                                       〜続拾遺1016〜

はあ、吐息が白くなる季節ですね。木枯らしが吹かずとも寒気は迫っていると聞きますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

 

さて、だいぶ、時間が経ってしまったのですが、10/18に支援学校であるマンジュシュリ学校の校長先生のドゥンドゥプ先生から、以前質問した「試験」についての回答とメッセージをもらいましたのでご連絡します!

 

 

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ビデオでも英知を語ってくれたドゥンドゥプ先生

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左(ドゥンドゥプ校長先生)真ん中(せりな:私)右(ウルギャン先生:設立者)

 

Jullay everyone!!!

Greetings from Manjushri Lamdon Model School, Serthi!

 I am delighted to receive letters from the students studying in Japan. I ve a feeling that I am connected with you all as though I do not know Japanese but I sense as I have learnt earlier. So, in order to make the my dream come true, I must learn Japanese. 

Immensely thanks for support and benevolent act of Serina in particular.

As some of our supporters wish to know about examination. I will try to go through it to get you all into it. 

Examination is a noun literally means the act of examining.
Here, in India it means much more than that. It means to examine what and how the pupils have learnt.
The examination determine whether the student get promotion  to next higher classes or not.
Examination will also decide whether one will get an opportunity to sit for the interview when one seeks job in a future.
The marks obtained from the examination will decide the quality of the people jn India as a system.

Hope that my hasty and short  response is quite enough to answer the question that you have.

However, you are always welcome to ask and sorry if it takes time to reply.

 

Dhondup
Principal

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<和訳>

ジュレー、皆さん。

マンジュシュリ・ラムドンモデル学校サクティからご挨拶させていただきます。

本の学校からお手紙をいただき大変嬉しく思います。日本語はわからないのに日本の方々と心が通じ合っている気持ちなので、以前、日本語を学んだような気がします。だから、私の夢を叶えるために、日本語を勉強しなければいけませんね。

特にせりなさんのサポート親切に大変感謝します。

(ところで、)何人かの支援してくれた方々の中で(ラダックの学業)「試験」について知りたい方がいると伺いましたので、それについてお話ししようと思います。

「試験」の意味はその名の通り「検査/調査する」という意味です。

しかしインドではそれ以上の意味が含まれます。それは、生徒が何をどのように学んだかを調べることを意味します。

試験によって、生徒は次の上級クラスへ進級するかどうかを決定されます。また、将来、就職活動の時、面接の機会を得られるかどうかあるかどうかをも決定します。

試験の点数は、インド人としての質を機械的に決定するものです。

私の急ぎ足で短い説明が、答えになっていれば良いのですが。返信に時間がかかってすみませんでした。ただ、質問などはいつでも歓迎しています。

 

ドゥンドゥプ
校長

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

以上でした。

 

 

*なお、この学校の支援は今後はラダック人が代表の日本の団体「NPO法人ジュレー・ラダック」が請け負ってくれることになりました!

⬇︎そして、ありがたいことに早速、チャリティ活動を始められたそうです。

12/15 ラダック料理 チャリティーイベント | NPO法人ジュレー・ラダック

 

私個人では力が及ばないことが多くあるので、団体としての力でさらに活動は推進していくことと思います。

私個人は、向こう一年間は南インドのタミルナード州にて、別のNGO(地球の友と歩む会LIFE)のプロジェクトに参加しているので、ラダックとの関わりはしばらくご無沙汰になるかと思います。

⬇︎下が南インドプロジェクトの詳細です。

earth-ngo.jp

 

⬇︎Facebookでは南インドの日常を発信しています。

https://www.facebook.com/南インドプロジェクト-South-India-Projects地球の友と歩む会LIFE-264262220926890/

 

でも、大好きなラダックの情報は絶えず発信していきたいと思います。 

 

最後に、世界の果てにあるラダックのさらに奥地のサクティ村で日々実践される、先生方の努力と知恵、ご家族の愛情と信頼、ボランティアの方々の献身と気づき、の全てが調和して、子ども達が明るく温かい未来への光を、ラダックから灯すことができますよう願っています。

Finally, all of the efforts and wisdom of the teachers, the love and trust of their families, the devotion and awareness of the volunteers, which are practiced day by day in Sakti village further back in the world of Ladakh are harmonized, I hope the children will be able to light for a bright and warm future from Ladakh to the world.

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ラダックでは秋も深まり、ラダック女性が伝統的に結婚の際に身につける「ペラク」に散りばめられたトルコ石と同じターコイズブルーに変わった大インダスの穏やかな表情を見れる時期ですね

 

fin.

 

 

寄付金送金(2回目)しました

こんにちは。

 

2日前に、支援している学校のマンジュシュリ学校へ、

2回目の寄付金を送金しました(^_^)

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(冬の補修クラスの様子)

 

今回は、チャリティーイベントでの収益に加えて、何人かの方々が個人的に大きなお金を寄付してくださいました。

いつも伝えていますが、信頼と期待をして大切なお金を出してくださった皆さん、そしてお金以外の形でも誰かの役に立ちたいと協力、応援してくださった皆さん、ありがとうございます。

 

詳細をご報告します。

【2回目支援詳細】

・日時:2018年10月13日(土)

・方法:TransferWise

transferwise.com

・送金額:76,830JPY(円) → 50,046.74INR(インドルピー)

・レート:--(INR/JPY)

・手数料:605JPY

・受け取り確認:2018年10月日()済

・使い途:学費が家庭の経済状況上支払いできず、入学を保留していた村の生徒の学費の補填に使用。

・支援者(敬称略):小林 照男、望月和世、望月弘務、匿名1名の方

・チャリティーイベント寄付・協力者(敬称略):市川 綾子、クリバヤシ クミコ、倉持 かな、小林 照男、佐藤 千夏、佐藤 良一、Saleem Husnain、信藤 麻里子、中山 哲哉、福田 千秋、淵脇 勤、山内 あぐり

 

 

みなさんのご支援、ご協力、本当にありがとうございます!

今後、主に活動していた、私(せりな)が南インドに一年間のインターン渡航するため、学校の支援やレポートなどは、できる範囲内での活動になってきてしまいますが、学校のこと、子供達の事、村のこと、ラダックの事は忘れずずっと気にかけていますので、何かきになることや提案、質問などありましたら、気軽にこちらにコメントでも、メールアドレスもおおしえしますので、お問い合わせください。

 

引き続きよろしくお願いいたします!

 

ではでは!

 

 

マンジュシュリ学校ショートドキュメンタリー完成です!

 

 

こんにちは!

支援している学校のショートドキュメンタリー作りました!

 

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これは、先日10月6日(Sat)に横須賀で

みなさんの協力で開催できた「チャリティーイベント」(詳細:10/6(Sat)Night★チャリティイベント早速スタートです★@横須賀 - Tree of Chully アンズの木)で初めて上映こうかいしたものです!

 

もちろん、シェア、拡散OKです!どんどん広めてください!

*どこかで、引用して上映する際は、一言「使わせてください、上映させてください」などくださいませ。

youtu.be

 

▶︎動画制作にあたってのご協力してくださった方々

Tundup lonchey さん(ラダック語翻訳)

・佐久間 由記 さん (英語翻訳)

Angmo さん (Rangjun pa)(ラダック語翻訳、写真提供)

・藤岡 咲季 さん(写真提供)

・オダカ ユカさん(写真提供)

・東条 あつこさん(写真提供)

 

もし、漏れがあったらごめんなさい(>_<)

みなさん、ありがとうございます!

 

ではでは。

 

 

 

寄付金送金(1回目)しました

こんにちは。

 

先日、支援している学校のマンジュシュリ学校へ、

記念すべき初の寄付金を送金しました(^_^)!

 

まだ何も詳細も決まっていないのに、信頼と期待をしてお金を出してくださった、友人、知人などみなさん、ありがとうございます。

 

詳細をご報告します。

【1回目支援詳細】

・日時:2018年10月3日(水)

・方法:TransferWise

transferwise.com

(すんごくおすすめです♪海外送金は通常2000円〜3000円かかるのに、このオンライン送金は現在のレートで、しかも手数料は約0.7%ほど。10万送っても700円くらい。)

・送金額:43,000JPY(円) → 27,507.01INR(インドルピー)

・レート:0.63970(INR/JPY)

・受け取り確認:2018年10月3日(水)済

・使い途:学費が家庭の経済状況上支払いできず、入学を保留していた村の生徒の学費の補填に使用。

・支援者:望月愛見さん(静岡)、倉持かなさん(神奈川)、望月せりなさん(神奈川)

 

みなさんのご支援、ご協力、本当にありがとうございます!

今後、学校の様子や、支援した生徒の様子などもお伝えできれば、していこうと考えています!

 

引き続きよろしくお願いいたします!

 

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(学校のアートの授業の様子)

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(サクティ村では早くも9月中旬雪が積もりました!)

 

ではでは!